2012年02月23日
「たんぼの学校」原点~その昔、金井島での苗作り
瀬戸屋敷のおひな様を見に開成町に行き、立ち寄った懐かしい場所。
シンボルの水車小屋がある場所。ああ、ここ ここ。
2005年あしがら農の会の方にインストラクターをお願いした年のこと、金井島のたんぼで一緒に苗作りをやらせてもらった。
苗床となる畝を板や水糸を使い水平にならし、ヒタヒタに水を引き入れて苗を作る。川の水を流し入れて作る。軸がしっかりとした苗が育つ。がっちりとした苗は田植え後も丈夫に育つ。草に負けないで育つから、雑草が取りやすい。
あの時参加した子供は苗取りの時、腰まで水に浸かりどろんこで泳ぎ楽しそうだったなあ~。あの子は今何歳になったかしら?素敵なお嬢さんに成長したことでしょう。仲間と田んぼを続けると、よその子供が育つのも楽しみ。稲と同じ、ぐんぐん大きくなる。
懐かしい金井島と水車小屋を久々に訪れた。郷愁に浸る。
2012年02月22日
あしがり郷瀬戸屋敷のおひな様 ~ 開成町
鮮やかな緋色に染まるお屋敷の中。ところ狭しと飾られた大小形も年代も様々なおひな様たち、実に艶やか。天井からはつるし雛、ひとつひとつ手作りの味わいがあり、温かく幻想的。不思議な空間。
ここはあしがり郷瀬戸屋敷、宝永4年1707年富士山噴火後に立てられたそうだ。1800坪の敷地の正門を入ると、左手に水車小屋、正面に茅葺寄棟造りの主家がある。
窓には明治の手焼きガラスが使われ微妙な歪みに趣がる。ガイド協会のガイドさんの説明に理解が深まり、目にするものの価値が増す。
地元商工会勤務の友人のおすすめスポットだ。
土蔵に展示された館長さんのチョーク絵も見物だ。郷愁をさそう温かさがに引きつけられる。
下曽我では梅まつりの真っ最中、こちらはひな祭り、
そして、松田町寄(やどりぎ)では園内いっぱいの香りに包まれ、蝋細工のような艶やかな蝋梅が満開、蝋梅祭り(2/19まで)。
あしがら地域は花々が時を刻み季節が移ろい流れていく、静かに、ゆったりと。
熱海伊豆の通過地点と言われ存在感が薄いが、自然も人も豊かな地域。婦人部が地域活性に力を注ぐ。農家レストランもそのひとつ。
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2012年02月14日
下曽我の梅林~開花状況
1月末に、ちらほら開いた梅の花を見かけてから久しく、、、、
じれったいほど待たせる今年の梅の開花です。
花のつぼみが固く、見頃はいつ?
と、思っていたら一昨日の日曜のぽかぽか陽気で、
ふっくらした蕾が開き始めました。
今日はどんよりとした雨模様でしたが、
あちこちで開花した梅の花が、ぽっとその場を和ませてくれました。
雨が滴る枝も趣があります。
この先、一気に開花し、梅の里は賑やかになります。
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2012年02月14日
飯舘村「味噌の里親」プロジェクト「味噌づくり講習会」
ここは、共生食品キッチンスタジオ。橋本駅からバスで15分。
飯舘村「味噌の里親プロジェクト」が主催する味噌作りが開催された。
地元の人半分、都内や遠方から参加された方も。
主催するのは「味噌の里親プロジェクト」代表の増田さん、事務局長の山元さん等。
福島県出身の佐藤さんが、現状を訴えた。
飯舘村で伝統的に受け継がれてきた正真正銘地産地消の「さすの味噌」の存続が危ぶまれている。
土蔵の中のくるみの桶で3重に遮断され、奇跡的に放射能汚染から免れた味噌を種味噌に味噌を作り、つなげていこうという試みだ。大震災直後の物資の支援から、いまは食文化の伝統を守るなど新しい形の支援の輪が広がっている。
ただの味噌作り講習会とはまるで違う。種味噌から増やして、生きた酵母の遺伝子を日本で一番美しいと言われた飯舘村に返して行く継続的な支援だと㈱ヤマキの角掛さん。説得力ある語り口に引き込まれる。
味噌にまつわる興味深い話を沢山して下さった。味噌作り二十数年の私も、う~ん知らなかったこと沢山。ためになった~。
始まる前に全員で円陣を組み、復興を祈った。
支援の意義を胸にさあ、始めよう!!
4テーブルに分かれての味噌作り。
何といっても希少価値ある国産特別栽培米の「玄米糀」無農薬の大豆「たちながは」での味噌作り。
共生食品フードコーディネーター・食育スペシャリストの三澤明子さんが、至れり尽くせりの下ごしらえをして下さり、後は混ぜてこねるだけ(塩糀も副産物でお目にかかれた)。
真心込めてこねました。
歌が飛び出すグループありで、賑やかで何とも楽しい味噌作り。
参加者にも1組で2キロの味噌のお持ち帰り。後は寄付をする。
大事に大事に・・・めんどうみましょう。つなげましょう。
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2012年02月08日
小田原「農の学校」~今年も参加者募集の時期がきて~
農の学校を始めて10年。
今年もNPO小田原食とみどり「農の学校2012」の参加者募集の時期が来ました。
最初は「はたけの学校」から始まりました。
みのり館のすぐ裏に、耕作放棄の畑があり、イタドリが繁茂していたのを、生産者の皆さんと畑に復元したのが「みんなの畑」。
はたけの学校の前進です。
いまその畑は、「ハーブの学校」の圃場として使われていて、季節ごとに様々なハーブが可憐な花をつけ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
茅ヶ崎にハーブ専門店「アールグレイ」を構える熊谷先生のご指導の元、メンバーが手入れし、今素敵なハーブ畑となりました。
農の学校は、「たんぼの学校」「はたけの学校」「ハーブの学校」「果樹の学校」全11コース。
折に触れて11のコースを順次紹介していきます。
小田原でまってま~す
今年もNPO小田原食とみどり「農の学校2012」の参加者募集の時期が来ました。
最初は「はたけの学校」から始まりました。
みのり館のすぐ裏に、耕作放棄の畑があり、イタドリが繁茂していたのを、生産者の皆さんと畑に復元したのが「みんなの畑」。
はたけの学校の前進です。
いまその畑は、「ハーブの学校」の圃場として使われていて、季節ごとに様々なハーブが可憐な花をつけ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
茅ヶ崎にハーブ専門店「アールグレイ」を構える熊谷先生のご指導の元、メンバーが手入れし、今素敵なハーブ畑となりました。
農の学校は、「たんぼの学校」「はたけの学校」「ハーブの学校」「果樹の学校」全11コース。
折に触れて11のコースを順次紹介していきます。
小田原でまってま~す
2012年02月04日
薬膳料理講座を開催します~受講生募集中
NPO法人小田原食とみどりは、昨年度から小田原市の「梅の里センター」の指定管理者としてジョイントベンチャーで委託をされています。NPOはソフト面を受持ち、より沢山の人が会館を利用しその周辺の地域をも含め活性しようと取り組んでいます。
今回、北京中医薬大学提携校「本草薬膳学院」の講師協力、講座内容にそって薬膳料理講座を開講します。
5回の講義+実習と、2回の薬草探しツアー・自然薯掘りツアーを実施します。講師には辰巳 洋先生(中国中医研究院 主治医師)、安里清子先生(国際薬膳師)があたります。
小田原下曽我の自然を背景に、薬膳を学んでみませんか。受講生募集中です。詳しくはNPO法人小田原食とみどりへお問い合わせください。
e-mail desk@shoku-midori.or.jp
HP http://shoku-midori.or.jp
【豆知識】薬膳とは
東洋医学の理論に基づいた予防的食養生をいいます。東洋医学では病気になる前の身体のバランスを崩した状態「未病」という概念があり、この段階で食事によって健康な状態に戻すのが薬膳です。身体にあった旬の食材をバランスよく食べることで、自然治癒力を高め病気になりにくい体質をつくることが薬膳の基本です。
今回、北京中医薬大学提携校「本草薬膳学院」の講師協力、講座内容にそって薬膳料理講座を開講します。
5回の講義+実習と、2回の薬草探しツアー・自然薯掘りツアーを実施します。講師には辰巳 洋先生(中国中医研究院 主治医師)、安里清子先生(国際薬膳師)があたります。
小田原下曽我の自然を背景に、薬膳を学んでみませんか。受講生募集中です。詳しくはNPO法人小田原食とみどりへお問い合わせください。
e-mail desk@shoku-midori.or.jp
HP http://shoku-midori.or.jp
【豆知識】薬膳とは
東洋医学の理論に基づいた予防的食養生をいいます。東洋医学では病気になる前の身体のバランスを崩した状態「未病」という概念があり、この段階で食事によって健康な状態に戻すのが薬膳です。身体にあった旬の食材をバランスよく食べることで、自然治癒力を高め病気になりにくい体質をつくることが薬膳の基本です。