2013年01月20日
おだわら市民活動サポートセンター新春交流会
1月18日(金)小田原市民会館にて市民活動サポートセンター主催のアットホームな新春交流会があった。NPO法人市民活動を支える会の椎野理事長が快活な挨拶をされ、続いて、加藤小田原市長も挨拶に立たれた。
10年前加藤憲一さんが普通の市民だった頃、私たちの農の学校「はたけの学校」のインストラクターをして頂いていた。その当時から変わらず地域の発展を貫いていらっしゃる。
集まった方々の平均年齢はかなり高い。シニアが元気で結構、とはいえ若い人がこういう場にたくさん来てくれると更にいい。
活動の輪が広がる出会いが幾つかあった。中でも保護司Kさんが農の学校に強い興味を持たれ、農体験を通した彼の活動プランに共感した。道は厳しいが、これから農を通してできる事を連携していこうと意気投合した。まだまだ地域のためにできること、私たちの使命はたくさんあると感じた新春交流会だった。
2013年01月11日
どんど焼き~道祖神の傍らにて
道祖神の傍らにどんど焼きの準備がなされている。ここは小田原の下曽我。手前が道祖神、竹でくんだものにだるまが下げられている。
どんど焼きは全国的に行われている小正月の行事で「左義長」とも言われる宗教的行事だったようだ。どんどん焼きとは道祖神にまつわる小正月行事の呼び方だそうだが、長野山梨の風習で他県に見られない特色というが、ここでは道祖神と結びついている。
子供時代を過ごした長野の田舎では、「どんどん焼き」と呼び、まゆだまを模したお団子を木の枝にさしてお正月に飾ったあと、どんどん焼きの火で炙って頂いた。
正月飾りをどんどん焼きに持ち込もう。
たんぼの学校の稲わらで手作りした玄関飾りだ。真ん中のダイダイも下曽我産、近頃めっきり見かけない。橙色にはまだ遠いがこれが熟すと鮮やかな「橙色」になる。日本の色の呼び名は微妙な違いを自然界が作り出す産物にちなみ豊かに表現している。みかん色と並んで温かみのある橙色は昔から大好きだ。