たまりば

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2012年06月24日

総会は盛会・・・NPO田んぼ岩渕氏講演会は中止



第8回総会が行われた。挨拶に立つのは長谷川理事長。
「小田原食と緑の交流事業」を共にすすめる「小田原食と緑の交流推進協議会」第11回の総会と同日開催だ。
会場は梅の里センター、NPO役員・正会員・賛助会員・協議会役員・生産者等70名弱が集まった。
小田原市経済部農政課、神奈川県県西地域県西総合センターからも出席頂いた。
昨年一年間の交流参加者は3822名、一昨年の4300名から減少したが、原発事故による放射能汚染が気になり表に出たくない、土に触れたくない、そんな意識が参加者に働いたと思われる。
産直商品と連動した予算の組立をしており、今年は財政困難。
交流当初の産直取引が2億から現在は1億3千万に減少したことが議論となり、生産者からも高齢化と気候変動が要因と意見が出されると、天候はともかく高齢化問題は卵が先か鶏が先か、断ち切るアクションをおこすべき、と別の生産者。
NPOの役割を生産者に伝える難しさがある。生産と消費、そこをつなげるのは農産物の価値を伝える力、NPOが介在することで、消費行動を変える力を持てるか、試される。総会は生産者へのプレゼンでもある。
たんぼの学校の参加者からは、草取りが大変、草取り応援隊を増やして、との要望。
短時間ではあるがそれぞれがこの交流に傾ける思いを感じる総会だった。

〈総会参加者へのお土産〉
* たんぼの学校で作った無農薬黒米
パルシステムの助成金を元手に色彩選別機を購入、選別機に2度掛けし、エージレスを投入、シーラーで封印。
* 平田産業の菜種油
* 岩手花巻の発芽玄米。ささやかながらこだわりの品。



◆残念なのは、総会後に予定していたNPO田んぼ岩渕成紀氏講演会が中止になったこと。
氏は、ブラジルで開催された「リオプラス20」に参加、帰国を一日繰り上げ公演して下さる予定だった。飛行機トラブルで帰国が叶わず、講演も中止。
リオでは急遽NPO田んぼの発表の場もあり、ホットな報告も聞かれるかと楽しみにしていただけに、残念!!
日本での報道は控えめだったが、現地での熱気はネットや岩渕氏のHPでも伝わってくる。

講演会参加者あてにメッセージを寄せて下さった。それを代読し出席者にお詫びした。
(以下、メッセージ)
今回、航空機のトラブルで私の講演ができなくなったことを深くお詫びいたします。
現在、リオでこのメールを書いている岩渕です。講演に集まっていただいた方々に一言メッセージをお伝えいたしますので、読んでいただければと思います。

東日本大震災で、示されたように人々の絆とコミュニティーの力の可能性は、将来的にますます重要性を提言し続けています。国連持続可能な開発会議 (リオ・プラス20)の最終段階の合意文書『Future we want 私たちがもとめ る未来』第五章の領域のDisasters Risk management(災害からの危険回避)で、地域(ローカル)レベルの自治・管理から地域再生と福祉基盤の充実をはじめ、農山漁村と都市の交流などの 地域間連携、世界レベルでの環境に関わる国境調整、大気、海洋、生物多様性などグローバルコモンズの共有管理に至るまで、市民参加や各種パートナーシップ 形成が加わって、はじめて大きな危険回避の役割を果たすという視点が示されました。

3.11東日本大震災と津波を経験した我が国にとって,今回のリオ+20のテーマは,特別な意味を持っています。自然の力によって大きな被害を受けた日本国民として,
「持続可能な社会とは何か」という根源的な問いかけに真摯に向き合うことの重要性が問われたことです。これは、世界とともに自然と調和した社会,文明のあり方について足元から考える良い機会が与えられたことなのです。
宮城県の沿岸部の4ヶ所で再生している生態系のレジリエンス(復元力)を利用した田んぼの復興は、今、世界に希望の光を灯し続けています。私達 は、重機や化学的資材を使わずに3つの力を使って農地を復元することに成功してきました。それは、1)水の力、2)生態系の復元力、3)市民の力を信じる ことを貫き通すことです。
日本人は古来より大自然の恵みには感謝を,脅威には畏敬の念を抱いてきました。『禍福は糾える縄のごとし』という諺には、このような「自然との共 生」のその経験で培った、伝統的な知恵があります。津波に被災した農地は、洪水による土地の肥沃化と同じ原理が働いていることも分かって来ました。気仙沼 大谷での昨年の収穫量は、事実一昨年の1.5倍に登ったことを忘れてはなりません。更に500キロにもおよぶ津波被災地の神社は、その数が百数十箇所にも 及ぶものの、被災した神社はわずか1社だけだったことも忘れてはならないのです。歴史的知恵の中に持続可能な社会を創造するための綿密な科学性が隠されて いるのです。
そのため、これからも、足元からの田んぼ的発想で、私たちの『懐かしい未来』を共通基盤として考えることの重要性を痛感しています。

リオにて 岩渕成紀



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    Posted by たんぽぽの綿毛  at 22:16 │Comments(0)NPO小田原食とみどり

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