2012年09月17日
映画「放射能を浴びたX年後」
1954年にアメリカがビキニ環礁で水爆実験を行ったことは多くの人が知っている。その時何が起こったか、第5福竜丸のことは今でもひっそりと語り継がれている。
しかし何も知らされず、マーシャル諸島でマグロをとり続けた漁船が沢山いた。放射能値が高く廃棄された遠洋漁業船のマグロは100隻におよぶそうだ。乗組員がその後どんな運命をたどったか。
元高校教師山下さんが、半生かけて追い続ける。
最近やっとこの問題に、関心をもつ人が増えたそうだ。今の時代背景から。
今を生きる日本人がしっかりと知り、伝え、福島のx年後のためにも、この瞬間しなければならないことは何なのか。私達一人ひとりが考え行動すること。ひしひしと伝わってくる。是非沢山の方に見て頂きたい映画。
ポレポレ東中野で上映された。小さな劇場に、50~60人ほどの観客。
昨日が初日、伊藤監督と、大西プロデューサーの挨拶があり、質疑応答が行われた。お母様にすすめられて来たという若い女性の飾らない発言が良かった。
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