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Posted by たまりば運営事務局  at 

2012年01月17日

脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA



14日、パシフィコ横浜の脱原発世界会議に参加しました。
世界30カ国から大人も子供も思いをひとつに、翌15日と両日で11500人が集まったそうです。
諸説あるものの、主催者によると8割が脱原発に賛成とのこと。
世論は大きく舵を切り、方向転換して3.11あの日起こった原発事故から日本の歴史が変わったことを感じた一日でした。
14日Aチケットを手に、オープニングイベントに参加。定員1012名のホールは超満員。



前福島県知事佐藤栄佐久氏は「原子力むら主導の国の体質は今までと変わらない」と批判し訴えた。
脱原発政策を進めるドイツのレベッカ・ハルムス欧州議会議員・緑の党党首は「福島の原発事故はヨーロッパに政治的インパクトを与えた。日本もドイツを学んでほしい。チェルノブイリの子供も福島の子供も差別を受けている。原発推進の政治家には退場を迫るべきだ」と力強く訴えた。
最も感銘を受けたのは、南オーストラリの先住民アラブンナ族出身のピーター・ワッツ氏の「オーストラリアは14カ国にウランを輸出している。東電にも売られていた。申し訳なく思いそれを伝えに来た。将来の世代にわたり海外を汚染するのを止めるために頑張る」と語ったことだ。肥田舜太郎氏のお話は何度聞いても心に染み渡る。
今こそ脱原発、今決断の時と、会場を後にした。

次の催しに、整理券を持ったBチケット参加者がホールを取り囲むように並んでいたのもビックリ!
やはり気になるのは農業への影響だ。
有機農業者コーナーも満員。


菅谷氏が現状を語り、遣る方無い中で、なおも先祖代々の農地を守るため、農民が被曝しないため、農地として機能させるために、培ってきた有機農業技術でギリギリの挑戦をしていることを報告した。「国も県も頼れない。自分の畑で、農業技術が頼り。学者はデータで応援して欲しい」と語った。それぞれがやれることをやる、では私たち消費者に何が出来るのか。科学的見地に立った上で、検証された農産物を利用すること。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 02:02Comments(0)その他