たまりば

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Posted by たまりば運営事務局  at 

2012年01月30日

Yさんの結婚を祝う会 ~一足さきに、春がやってきて



我がNPOは、このところおめでた続きです。
先月、事務局 Iさんの結婚祝いをしたばかり。
震災後、結婚が増えたとは聞いていたが、身近でこんなに立て続けにやってくるとは想像だにしませんでした。
どちらも私にとって同士のような存在、心から嬉しく、祝福したい。



この思いは、お祝いに集まった21人、NPOの理事監事、アドバイザー、運営協力者の方々、たんぼの仲間達も同じでしょう。
経歴と活動への関わりは多様で、この人たちの連携と連帯の力でNPOはここまできました。
Yさんのお祝いにかこつけて、11年の小田原交流事業の振り返りを、撮り貯めた写真(おそらく万単位の枚数)をピックアップしてパワーポイントに落として披露した。もちろん主役はYさん。Yさんが普段どんな動きをしてきたか写真が物語っている。


YさんのNPOへの貢献度は実は凄い!と思っている。
小田原では「講釈師」と呼ばれている。口先が先行する、言いっ放しのこともある。だが、その中に煌めく言葉があり、先見性がある。ダボラと、見過ごすといい加減で終わるが、拾い上げて受け止めて、形にすると納得する。
係わる一人ひとりに小田原でのドラマがあるが、Yさんのは特出している。



たんぼ仲間のセネガル出身のマサンバさんが民族衣装をまとって、お国の太鼓持参で駆けつけてくれた。
自作の歌は今朝作ってきたという。
♪◯ぶ◯くん、ひろ◯ちゃん~おめでとう~♪
マサンバさんの太鼓でみんなが合唱。



いわもとさんにサザンの歌をうたわせると、上手い! なりきるのが凄い、声がそっくりになる。
そして、ともこさんのバイオリン。本人がBGM程度でいいと、ケーキ入刀、花束とプレゼントの贈呈にバイオリンで華を飾る。





ひろのぶさんは、梅の花を沢山持ってきてくれた。テーブルが華やかで、梅の控えめの芳しい香りに包まれる。
司会のたかはしさん、質問コーナーを盛り上げてくれたいしかわさん。
会場の「えれんなごっそ」では、副社長の鈴木さんがケーキを差し入れて下さいました。
みんなの手作りの心のこもったお祝い会でした。



さて、Yさんの結婚祝いの会の案内を出すのが楽しみでした。
受け取った人の驚きが想像できるから。
目を疑い、読み違いではないかと、メガネを外して読みなおした人がいたという。
このタイミング、全くYさんらしい。ご本人はいたって自然体のようだが、日頃の言動との落差で目が点になる。
お相手は、種子島の市会議員さんだ。克己心と情熱と鷹揚さ、あたりは柔らかいが、心棒がしっかりとしている感じ。
議員さんとあって、マイクを持つ手も慣れていて落ち着いた話しぶり。
ああ~、Yさんが求めていたのはこういう人だったのか、とうなずける。
素敵な方だ。新しい仲間が増えた。
Yさん、すっかり尻に敷かれ、なんとも嬉しそう。普段の役職や仕事ぶりからかけ離れ、実に幸せそうで、見ていられない。
遅い春がやってきた。よかった、よかった。とにかくメロメロ。

蛇足だが、小田原の交流事業は12年目を向かえる。小田原産直組合(ジョイファーム小田原)とパルシステム神奈川ゆめコープが中心となって、共に創ってきた歴史がある。
しかし、原発事故以来関東でも放射能問題は深刻だ。今こそ試される時だ。NPOとして、人が編んだ組織の力の見せどころ。
Yさんのお祝いに集まった濃い人々に触れながら、この人達となら乗り越えていけそうと確信した。
  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 01:45Comments(6)NPO小田原食とみどり