2013年09月22日
サラリーマンの週末農業
Iさん一家は今日も三人の子ども連れで参加。三番目の子はもうすぐ1才になる。ママの背中でおんぶされてたんぼの中。
週末ごとのたんぼの活動。
今日は稲を起こすことに精を出した。
京都で大暴れし、日本列島に大洪水をもたらした台風18号は、少なからずもこの田んぼにも影響を及ぼした。
この地域では明暗がわかれている。
拠点の「春みずたんぼ」と呼んでいるたんぼは、一番倒伏がひどい。
NPOスタッフとたんぼの学校有志で平日水曜日に作業したが、4日経過し更に傾き、土についた新米からは新芽と根っこが出てきた。近隣の農家さんは稲刈りをしている。サラリマン週末農業者は稲刈りをしてくれる農家さんとの約束通りすすめるしかない。
「キヌヒカリ」は丈が低く倒れにくい品種だが
この春、牛糞堆肥を多量施肥したためか、茎が育ち丈も伸びたように思う。
その上、実の付きもよくその重さでより傾いたのだろう。
台風の影響は痛い。
上の写真をご覧頂きたい。
左側の一段高いお隣のたんぼ。
全体に黄色っぽく丈も短い、稲穂も軽いと思われ、全く倒れていない。
田の際からもヒエもたくさん生えて、無農薬の私達のたんぼよりもそれらしい。
余談だが、10年前に私達が無農薬でお米を作り始めたときは、
ヒエを生やすなんてもっての外と、異端視された。
雑草だらけでみっともないと言われた。
それがどうでしょう!!
今は様変わり。
あちこちのたんぼにヒエが目立つのです。
手を抜いているわけではないでしょう。
農薬を少なくする環境保全型の米作りがじわじわ受け入れられ、嬉しく思う。
たんぼの際に植えた枝豆。お楽しみのひとつだ。今日は収穫して各自持ち帰った。
作業で疲れた体を癒やすビールのおつまみになっていることでしょう。