たまりば

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Posted by たまりば運営事務局  at 

2013年02月25日

曽我梅林~益々満開、 販売コーナーも好調 

梅祭り絶好調、梅の里は様々な品種の梅35000本が時間差で咲き誇ります。


見上げると青空から純白の花がふわりふわりと降ってきそうな満開の十郎梅の花


向こうに見えるは雪を頂いた富士山、手前がNPOの事務局畑です。


ここの梅林が他の観光梅林と違うのは、梅の一大産地であることです。6月には梅の実を出荷します。大切な農産物。
特産の十郎が今まさに満開。生産者の協力で畑が開放されています。マウンテン・バイクで梅林を駆け抜けるのは爽快。



昨年10月にオープンした梅の里販売コーナー、やっぱり本場の梅干しが売れ筋です。



小田原市内のかもめの家の人たちがプロの洋菓子職人さんと一緒に作るクッキーは格別、当NPOとコラボして梅の里クッキーとして販売しています。地域の頑張る人たちを応援しています。



一年でもこんなに車内が混雑するのはこの時期だけでしょうか。この時間ならいつもは座っていけるのですが、国府津から下曽我まで立ちました。車内は元気な中高年が中心。携帯などいじる人はなくみな楽しそうにおしゃべりに興じています。


ホームも賑やかです。


地域が元気になる梅祭りです。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 23:34Comments(0)地域活性化

    2013年02月24日

    曽我梅林~満開  梅干しも美味しい!

    下曽我の梅の里は今満開です。ここは梅の産地ですから6月には農家さんが梅の実を収穫して出荷します。プロの農家がお花見会場を提供してくれるのです。


    マウンテン・バイクで梅林を駆け抜けると、それはそれは清々しく爽快です。但しこの季節ですから、花粉症にはご注意を。




    下曽我駅を降りると駅前に梅の里センターがあります。私たちは昨年10月から会館のロビーの片隅に販売コーナーを設けました。小さなスペースですが、こだわりを持って商品を選定しています。自然の味を大切に。
    不必要な化学合成添加物は使用していません。
    おすすめはなんといっても地元産の「梅干し」。
    中でも特産の十郎梅は皮が柔らかく、破れにくく、香リがよいです。
    しそ漬けや小梅漬け、ねり梅と品揃えは豊富で、好評です。
    それから、私たちのたんぼ学校の無農薬で栽培した黒米・・・などなど
      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:30Comments(0)地域活性化

    2013年02月16日

    パルシステム梅干し品評会本選~梅の里にて




    ひと月前の一次選考を通過した25組の中から17組の方々が遠くは
    栃木から参加した。
    この品評会の特徴は、梅干しの出来だけでなく、背景にあるエピソードが
    選考基準に加味される。


    「たかが梅干、されど梅干」
    沢山のドラマが披露され、台所で継承される伝統的保存食梅干しが
    今日は主役。
    今年で7回目を迎えた。よく続いたものだと感慨深い。毎年審査は難航する。
    しかも年々レベルが上がり最終に残った十数点は甲乙つけがたい。
    朝から梅干しを食べ続け体が塩漬けだ。最後は思い切りが大切とばかりに、
    大賞、赤梅干し・白梅干し各優秀賞、特別賞と決定していく。

    受賞者最年少は小6男子、昨年他の
    人のを食べ比べ、
    17%が最も美味しかったと、
    自ら挑戦。



    最年長は83才男性、始めての出品で見事受賞。

    大賞・赤・白優秀賞は子育て中のママたちだった。









    エピソードのキーワードは「母の味、母への思い」と「子のために」





    配送センターで取り組んだ職員(ロジカル)の梅干しも素晴らしかった!



    7年目の今年も審査副委員長を務め、沢山の感動を頂いた。





      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 18:23Comments(0)食 ・食文化

    2013年02月16日

    曽我梅林~流鏑馬(2/11)



    梅祭り真っ盛りの曽我梅林。梅干し品評会本選の日、流鏑馬が行われ、参加者と見物した。会場は競馬場さながらの混雑ぶりで、さっそうと弓を射リ駆け抜ける射手の勇姿はカメラに収めきれなかった。半数が女性の射手だそうだ。



    流鏑馬は、「天下泰平、五穀豊穣」を祈願する神事として伝承されてきた。曽我の里で行われるのは武田流。「寄せの太鼓」を合図に射手所役一同が親善に勢揃いして始まる。残念ながら梅干し品評会のスケジュールにより寄せの太鼓には間に合わなかった。


    馬場には3つの的があり射手は全速力で走らせながら、腰の鏑矢(かぶらや)を抜き弓につがえて「一の的」から射てかけぬける。女性の射手が一から三の的まで全的中したとのアナウンスに、カッコイイ~!!!




      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 17:29Comments(0)イベント

    2013年02月08日

    梅の里販売コーナー~その後



    梅祭りがはじまった。梅の里というからには、梅製品に力を入れねば、とばかり品揃えを増やした。立ち寄って下さった方にはぼちぼち利用していただいている。


    添加物を使わず、自然の原料だけで梅本来の美味しさを引き出すよう、シンプルに作り上げたものだけを扱っている。中には雲上という十郎梅プレミア極上梅干しもある。5粒1500円、以前この会館で私たちが企画した小泉武夫氏講演会で、先生がおっしゃった。「これは安すぎますよ」(*_*)


    すぐ横のスペースには、小田原市主催の梅干し品評会の入選作品展示されている。力作ぞろいで見た目はどれも立派。小学校が2校入賞、地域産業を理解する食育が実践されている。


    曽我山石川農園の超希少柑橘「チャンドラポメロ」や「キウイ」も並んだ。もちろん農薬や化学肥料は使用していない果物。
    みなさ~ん、下曽我に来たら是非お立ち寄り下さいね~♪  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 01:20Comments(0)地域活性化

    2013年02月07日

    曽我梅林~今日の梅林




    雪の予報が雨ですみ、今日の下曽我はシトシト冷たい雨が梅林に降り注いだ。梅の花も蕾をぎゅっと縮こませてここ数日開花が進まない。雨つゆが光る。
    今日の一枚



    青空に映える梅の花もいいが、曇り空に枝を張る梅の姿もいい。



    2月2日から始まった梅祭り、沢山の人が訪れて下曽我の地域と歴史を知って、楽しんでくれるといい。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:10Comments(0)地域活性化

    2013年01月20日

    おだわら市民活動サポートセンター新春交流会



    1月18日(金)小田原市民会館にて市民活動サポートセンター主催のアットホームな新春交流会があった。NPO法人市民活動を支える会の椎野理事長が快活な挨拶をされ、続いて、加藤小田原市長も挨拶に立たれた。


    10年前加藤憲一さんが普通の市民だった頃、私たちの農の学校「はたけの学校」のインストラクターをして頂いていた。その当時から変わらず地域の発展を貫いていらっしゃる。


    集まった方々の平均年齢はかなり高い。シニアが元気で結構、とはいえ若い人がこういう場にたくさん来てくれると更にいい。
    活動の輪が広がる出会いが幾つかあった。中でも保護司Kさんが農の学校に強い興味を持たれ、農体験を通した彼の活動プランに共感した。道は厳しいが、これから農を通してできる事を連携していこうと意気投合した。まだまだ地域のためにできること、私たちの使命はたくさんあると感じた新春交流会だった。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 23:19Comments(0)地域活性化

    2013年01月11日

    どんど焼き~道祖神の傍らにて


    道祖神の傍らにどんど焼きの準備がなされている。ここは小田原の下曽我。手前が道祖神、竹でくんだものにだるまが下げられている。
    どんど焼きは全国的に行われている小正月の行事で「左義長」とも言われる宗教的行事だったようだ。どんどん焼きとは道祖神にまつわる小正月行事の呼び方だそうだが、長野山梨の風習で他県に見られない特色というが、ここでは道祖神と結びついている。

    子供時代を過ごした長野の田舎では、「どんどん焼き」と呼び、まゆだまを模したお団子を木の枝にさしてお正月に飾ったあと、どんどん焼きの火で炙って頂いた。



    正月飾りをどんどん焼きに持ち込もう。
    たんぼの学校の稲わらで手作りした玄関飾りだ。真ん中のダイダイも下曽我産、近頃めっきり見かけない。橙色にはまだ遠いがこれが熟すと鮮やかな「橙色」になる。日本の色の呼び名は微妙な違いを自然界が作り出す産物にちなみ豊かに表現している。みかん色と並んで温かみのある橙色は昔から大好きだ。


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:13Comments(0)地域活性化

    2012年12月10日

    最終回 薬膳料理講座第7回



    4月に開講した「薬膳料理講座」が最終回を迎えました。楽しみにしていたフィールドワーク自然薯掘りが、講師K氏の体調不良で急遽プログラムを変更し、薬膳茶を頂きながらのまとめ理論と先生への質問タイムといたしました。


    虚弱な体質による多汗・疲労・無気力・めまいの改善が期待できる、補う働きと収斂させる働きを組み合わせた「黄耆大棗茶(おうぎたいそう茶=黄耆・なつめ・梅の燻製)」(右)
    気血の流れを良くする二参茶(吉林人参・三七人参・蜜柑の皮)
    (左)


    30分水に浸してから、30分煎じで漉すして出来上がり。
    二参茶は、材料の三七人参の成分で、これでもかというほどの苦さ。はちみつの準備を忘れ、事務局の失敗です(>_<)
    「黄耆大棗茶(黄耆・なつめ・梅の燻製)」はまろやかでした。なつめは捨てずに口に入れるとほんのり甘くて美味しい。


    薬膳茶を頂きながら本草薬膳学院の平尾先生を囲んで最後のまとめをしました。初回の理論が難しかったという参加者の声に応えて、用語説明から食薬の主な働きや性質、どこに効果があるかなど、わかりやすく説明が聞けて皆さん納得。


    質問タイムは活発で、参加して頂いた方々から次回の企画を期待されての散会となりました。


      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:13Comments(0)NPO小田原食とみどり

    2012年12月03日

    わらとハーブのリース作り~たんぼ&ハーブの学校



    たんぼの副産物はいろいろあるが、中でもわらの利用法は豊富です。
    7月にはわらを使ってかかし作りもしました。




    クリスマス、お正月とオーナメントを替えるとどちらにも変身。


    たんぼの学校でマイ田んぼを営む石川宏子さんを講師に思い思いのリース作りに挑戦しました。わらの暖かい手触りとぬくもりと、わらの匂いに包まれて優しい時を過ごします。



    夢中になるとつい無言になります。同じわらの土台でもこんなに多様な作品ができるところが面白い。




    性格がしっかり出てきて、最後の講師の総評が(*^_^*)ほっこりみんなの気持ちを温めました。
    さて、こちらはハーブの学校インストラクター養成講座の生のハーブを使ったリース作り。部屋いっぱいにハーブの香りに包まれて幸せ気分。



    ハーブ畑から素材いろいろ


    指導は茅ヶ崎香りアンドハーブ アールグレーの熊谷先生ご夫妻。

    今日の下曽我は、楽しい企画が盛りだくさん。田んぼではわらを燃やして焼き芋大会、こちらは中級コースの豊年倶楽部。


      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:13Comments(0)NPO小田原食とみどり

    2012年12月02日

    たんぼの学校 初級コースの修了式(11/25)



    NPO小田原食とみどりの「農の学校」は、体験から就農支援まで行うというシステムで全部で13コースに分かれて運営されています。
    今日は、その中の、たんぼの学校の修了式が「曽我みのり館」で行われました。
    インストラクターの山本理事は10年前始めて田んぼに入り、今はインストラクター。研究熱心で探求心が旺盛で、今日は江戸時代の稲作の漫画本からカラーコピーして紙芝居風にして披露、子供たちに大ウケ。



    鳥居理事の威勢の良い開会の挨拶で始まり、参加者ひとりひとりが半年間の農体験で得たものや今後の豊富など
    語ります。沢山のドラマがうまれ、感動があります。



    先輩達から、来年の中級コースへの進級のお誘いがあり、心は揺れます。
    今年は一軒で50~77キロのお米の配分があったと聞いて食指が動きはするものの、毎週通う草取りを思うとちょっと思案のしどころと・・・



    山本インストラクターから修了証書が手渡され、きつい夏場の草取り回数に応じてお米が手渡されます。



    今年の参加者はとても熱心で草取りにも休まず通ってきたために皆勤賞3名を絞り込むのに難儀しました。



    何といっても産地に来る楽しみのひとつに生産者からの直売があります。
    鳥居さんのワケありキウイがお手頃価格で販売され好評でした。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 23:49Comments(0)たんぼの学校

    2012年11月25日

    稲わらでリース作り~田んぼの贈り物



    稲わらリース作り。
    明日の「たんぼの学校」の 修了式のサブイベントの試作品。
    NPOスタッフの個性が三人三様に出ています。


    オーナメントを変えるとお正月用になります。南天や松をさしてお飾りに変身。


    ベースの形や風合いが様々です。


      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 01:01Comments(0)たんぼの学校

    2012年11月24日

    神奈川の自然探索①~足柄・丹沢の「紅葉」



    11月中旬の丹沢湖の紅葉、見事です。
    青空に赤いもみじが一葉一葉くっきりと映えて。


    神奈川の自然探索①
    都市化したとはいえ、農業、漁業、林業、畜産酪農養鶏などの第一次産業もほそぼそながらも存続し、のどかな景観がたくさん残っている。歴史的情緒もあり、山や森、川や海、そして美しい里山もありと観光スポットは数多い。
    そんな地元神奈川の自然を改めて探索してみたい。

    ◆「二宮尊徳」
    JR松田駅北口に整備されたポケットパーク。移設された二宮尊徳の石碑と幼少の金次郎の像は真新しい。偉人尊徳の評価は地元では二分されているという。




    ◆矢倉沢地域に向かうと、「ざるぎく」が目を引く。下曽我から見ると、富士山の輪郭に重なり美しい形の矢倉岳、その麓の地区。








    紅そば「高峰ルビー」のはたけと、NPO法人金太郎そばの会が運営する臨時そば処。紅そばは通常のそばの3割の収穫量だとか。地粉が入ったそばをお花畑を見ながら頂く。

    「県立21世紀の森」
    紅葉が始まったばかりの森林公園内は平日のせいか人影もなく森閑と。



    ◆「夕日の滝」1/15に滝口の真ん中に夕日が沈むことから命名されたという高さ23mの山あいの滝、空気が清涼で、マイナスイオンがいっぱい。



    ◆足柄城跡から見る富士山がこの辺りのビュースポットらしいが、しばらく走ると更に良いスポットがある、それは誓の丘。



    「誓の丘」「金太郎富士見ライン」沿いにあり、富士山を愛した新田次郎の文学碑もある。
    ここからの一望が記された風景方位盤が面白い。



    ◆三保ダム彩り豊かな自然の中にあってこの無機質な異様さ。近隣の広場は銀杏並木が黄色に輝く



    ◆丹沢湖の紅葉
    メインイベントの「丹沢湖紅葉狩り」。夕日に映えて赤が一層鮮やかで別世界。



    もみじ街道は災害復旧工事による車両通行止めで散策街道さながら。





    黄昏時の丹沢湖、山あいに富士の遠影がかすむ。



    神奈川の自然は美しい。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 15:52Comments(0)その他

    2012年11月23日

    農の学校の合同収穫祭(11/11)




    何といっても農の喜びは、収穫の時。
    みんなの顔がほころび輝く。
    たんぼ、はたけ、ハーブとそれぞれが収穫物を持ち寄り、調理し分かち合う「合同収穫祭」



    農薬も化学肥料も使わずに丹精込めて作ったお米。黒米を目視で異物を除去して、計量・袋詰め作業をするメンバー。



    封筒を使って可愛い米袋を作ってみました。



    田んぼ初級は新米おにぎり、豊年倶楽部(中級~マイ田んぼ)は黒米釜だきご飯、はたけからは採りたて野菜の惣菜の数々。
    ハーブ倶楽部からは、スイーツやハーブティが振舞われ大人気。







    家族で囲む収穫祭ランチはこの上なく美味しい幸せランチ。



    会場の梅の里センター玄関脇では、山本インストラクターの「竹とんぼ作り」や参加者有志指導の「ワラ縄作り」が行われ、参加した子供たちが真剣に取り組んでおり、できた竹とんぼを飛ばしたり、なった縄を振り回すなど遊びに興じていました。





    最後に、はたけの学校メンバーが作った野菜を購入したり、販売コーナーに出品されている新米や地域産品を手にし、収穫祭の幕が閉じられました。





      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 12:18Comments(0)農の学校

    2012年11月07日

    薬草探しツアー(10/21)~第5回薬膳料理講座



    「荻」と「すすき」の違いをご存知だろうか?左が「すすき」で右が「荻」。すすきには先っぽに「ノギ」があり、荻にはない。なんだか紛らわしい。私も始めて知りました。



    薬膳料理講座第5回は、調理室から出ての野外活動。JR下曽我駅から弓張の滝までの「薬草探しツアー」。講師に東京薬科大学名誉教授指田豊先生をお招きし、1.5キロの道のりを2時間かけて散策しながら、50種類の野草の薬効や調理法や、草花あそびを教えて頂いた。


    これは、茜、根が染料になりあの茜色になるらしい。
    ツワブキ・雪の下に始まり、以外に家々の庭先に薬草があり、なかなか歩が進まない。参加した生徒さんもからも質問攻め。
    秋空のもと、午後の楽しい野良遊びに興じた。暮らしに役立つ貴重な体験。


    柊は若い枝からは刺々しい葉がでるが、古い枝から出た葉は丸みを帯びてくるそうだ。だから刈りこんでおかないと節分の魔除けになる柊鰯の鋭さはでないというわけ。
    何だ、人間と同じじゃない!などと言いながら進む。


    明日葉といえば、大島の特産だが、お寺さんの土手に自生している。春先に若い葉が出たら食べごろ。




    ゲンノショウコの種、俗に「神輿草」、なるほどお神輿のシルエット。


    ミゾソバ



    森に入ると空気が清涼感を増す。


    かわいい「スズメウリ」食べるとうりの味。


    野の花は可憐だ


    弓張の滝への道は、竹やぶが覆い前に進めず、滝を見ずして断念。




      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 01:08Comments(0)食 ・食文化

    2012年10月23日

    納豆屋さんがわらを求めてやってきた~たんぼ(10/14)



    最近あまり見かけなくなったわらに包まれた納豆。本来の納豆の姿。農薬を使わず、化学肥料も使用しない米作り。わらも利用できないかと、納豆屋「カジノヤ」さんに持ちかけた。今日は担当のもりもとさんがわらの引き取りにやってきた。たんぼの学校の初級コースのわらと、いしかわさんのマイ田んぼのわらを提供した。脱穀前のレクチャーでもりもとさんから趣旨を話して頂いた。わらの吟味も


    初級インストラクターやまもとさん、朝のレクチャーはお宝の「紙芝居」ではじまる。よ~く、学んでからたんぼに向かう。


    足踏み脱穀機、ブインブインと回してもみをしごく。


    老いも若きも一つになって






    どんどん稲を送り込むものだから、機械はお手上げ。メンテナンスはさがみ農機のこみやさんが飛んできて下さる。有難いことです。


    お世話になった案山子の解体組と、




    焼き芋組、はざ掛けの竿の解体わらの片付け組に分かれて作業。案山子を燃やし、その焚き火で焼き芋と焼き栗。これも大きなお楽しみ



    あとに残るは、先週刈り取った切り株。ひこばえが一週間でぐんと伸び、黒米のひこばえは、やっぱり紫の斑入りだ。DNAを受け継いで。


      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:48Comments(0)たんぼの学校

    2012年10月22日

    収穫の喜び~たんぼの学校(10/8)



    秋晴れ、山から雲が湧き出るような、収穫の喜びが空まで広がる。
    むせ返る暑さの中の草取りの汗も、この日を向かえるためにある。
    案山子君、ご苦労様、お陰様で今年は豊作だ。
    全国的にも作況指数103と恵まれた米作りの年となった。
    初級コースの稲刈りが始まる。案山子と人間が共存


    さて、こちらは案山子たんぼの隣、中級コースの稲刈り。今日の段取りを、インストラクターたかはしさんから説明。



    中級コースは、機械を使う。8家族で4枚の田んぼを耕作するには、機械が必須。



    りょうたろうくんがいつも通り飛び回って働く。バインダーからポンポン投げ出される稲束を回収して一箇所に集める。はざ掛けする位置を考えながら稲束を集める。これも10年のノウハウの蓄積。
    NPO新人スタッフおのさんもバインダーの使い方をマスターした。


    りょうたろうくんファミリーの連携プレー



    こちらはセネガル出身のマサンバさん


    終了!はざ掛けされた稲をバックに、ご苦労様。



    一方初級コースは、昔ながらの鎌での手刈り。稲束をくくる藁を用意。



    日が傾くころまで頑張った。



      


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 23:38Comments(0)たんぼの学校

    2012年10月01日

    梅の里販売コーナー~オープニングセレモニー



    新しい公共が叫ばれて久しい。当NPOが小田原市梅の里センターと曽我みのり館の指定管理者となって早2年半が過ぎた。記憶違いでなければ、委託料は年間600万円ほどの節税になっているはずだ。
    民間への管理委託が資金面だけの節約ではなくて、民間ならでわの発想と改革なくしては、単なる下請けにすぎない。
    この業務を請け負ったのは、「JVトータルライフ小田原食とみどり」だ。
    ビルメンテナンス会社と、企画運営を得意とする当NPOがジョイントベンチャーという形で名乗りを上げ、5者入札の中から選ばれ管理することとなった。



    昨年度は、小泉武夫先生の講演会を開催し好評を博した。この4月からは、連続講座「薬膳調理講座」を開催している。



    そして、この度販売コーナーがオープンした。


    思えば長い道のりだった。予定から遅れること1年。
    私たちは、販売コーナーで商いをすることも大切だが、一番の目的は、会館に一人でも多くの人が訪れ利用者が増えることで、施設が地域のために役立ち文化的に発展し、経済的に潤うことだ。共存共栄、
    そうは云っても中々理解されない。地域色が強く結束力が固いこの地で新しいことをはじめるのは非常に困難であるということをこの1年半で身に沁みた。
    諦めずに地道に地域の長老と話し合いを続けてきたが、先方にはまだわだかまりがあるようだ。「直売所」から「販売コーナー」に名称も変更した。共に歩んで行く事でいつかは距離が縮まることを願いつつ、今日オープンを迎えた。



    はたけの学校中級コースの方たちが、オープンを祝って農薬不使用、有機肥料施肥の元気な野菜たちを提供してくれた。パルシステム神奈川ゆめコープからは開店祝いの生花、はせがわさんからも盛花が寄せられた。
    早速お客さんが購入してくださり、嬉しい!
    今日は暑さも後押ししてくれサイダー(地元の果物がベース)地元牧場のアイスクリームも売れた。
    野菜や、お勧めした黒米を買ってくださる方もいて、ありがたい!!  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 14:56Comments(2)地域活性化

    2012年09月21日

    稲刈り近し~頭を垂れた黒米




    黒米(アサムラサキ)が実った。今年は実の入りが良い。
    無農薬・無化学肥料が自慢で、更には雑草が少ない、例年に無くヒエもチラホラ程度で、10年やってきた中で一番出来が良い。コツは、早期除草。
    田植え4日目からメンバーに呼びかけて、たんぼをかき混ぜ、発芽しかかったヒエの種を浮かせて水で流した。その後欠かさず毎週末田の草取りに励んだ。


    こちらはうるち米(キヌヒカリ)同じく無農薬・無化学肥料。
    買ってくださる方も増えてきた。口コミやプレゼントされて気に入った、という方もいらっしゃる。
    こういうかたは価格のことはあまり言わずに、「人からもらったら美味しいから買いたい」と突然事務局に電話がかかってくる。
    こんなことはめったにないが、小躍りするほど嬉しい。

    小田原の田植えは6月、稲刈りは9月下旬から10月半ばくらいまでだが、今年は、早、稲刈が始まった。
    9月17日のこと、たんぼの学校校長先生を来年引き受けて下さる予定のいそざきさんの田んぼだ。
    脱穀し、立てかけた藁が青々としている。
    倒伏しかかった稲、転ばぬ先の杖、強風に備え早めの判断で、コンバインが刈り取る。




    ハーブの学校の畑に立ち寄ると


    綿花がほころんでいた。
    純白の綿花。花材としてハーブ倶楽部が育てている。


    ブルーの花が気持ちを癒してくれる。花の名前は・・・  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 23:34Comments(0)たんぼの学校

    2012年09月18日

    数珠玉の花 と ハナニラ~自然満喫



    野山を駆け回る少女時代、よく数珠玉で遊んだものだ。長野で生まれ、小3からは神奈川県内の田園地帯で育った。水田が広がり、遊ぶ野原には不自由しない幸せな子供時代を送った。そこでよく遊んだのが、レンゲ・クローバー、数珠玉だ。
    懐かしくも、このように花をじっくり眺めるのは久しぶりのような。小田原の地に通う楽しみの一つ。

    こちらは、ハナニラ
    清楚でありながら、ビシッとした強さを感じる。



    さて、4年前に、有機農業推進法ができ、環境保全型農業の推進が叫ばれ、生物多様性への効果指針研究のため、農林水産省委託プロジェクトで開発が進められてきた。
    生物多様性戦略を具体的に評価する手法・指標だ。
    当NPOが毎年定点で行なっている生き物観察は有効な評価手法であるのではないかと推察する。
    都市近郊で、まだまだ多くの自然が残されているのは、日中は一時間に1本しか走らない御殿場線に由来しているのではないかと最近考える。のんびりと流れる時間を愛おしく思う(ようにしている)。  


  • Posted by たんぽぽの綿毛  at 00:17Comments(0)小田原の風景と花々