トラクター講習会~オートマ車とはワケが違う

たんぽぽの綿毛

2012年03月05日 19:36




農の学校の魅力の一つに、農業機械の操作がある。
田おこしも代かきも参加者がやる。
今はグループで作業をしているが、いずれはマイ田んぼ、マイ畑をめざして皆で技を磨く。
私は、といえば10年もやっていて、一人ではまだ大根1本まともに作れない。
やってきたのはひたすら田の草取りと、人と人をつなげる関係づくり。
人づくりも大事だが、栽培技術を身につけ、家族が食べる野菜やお米位は自分で作るのが目標。
お米は何とか作れそうだが、野菜はさっぱりだ。


ということで、先々週の日曜日、トラクター講習会に参加した。

農の学校を始めた頃は、機械に仲間に操作方法を聞きながら、やりたい人が機械操作をしていた。
だが、慣れてきた頃がこわいという。
全国ではトラクターの横転事故や、バック操作を誤り勢い余って挟まれたりする事故が後を絶たず、
運転席から死角に入った幼い孫が犠牲になった不幸な事故もある。

機械を甘く見ない。
数年前から、機械操作は講習会受講者だけとし、年に一度講習会を開催する。
今回の参加者は6名、うち女性は2名。
まずは座学で、小一時間のDVDで機械操作と安全について学び、その後「案山子隣のたんぼ」で実地講習。
講師はタチバナ農機の小宮さんが務めて下さる。
一人ひとり丁寧に付き添って教えて頂いた。


普段乗り慣れているオートマ車とはワケが違う。
停車はブレーキよりはクラッチを踏み込むとよい、云われても最初はピンと来ない。
とっさの判断に戸惑い混乱する。
慣れるしかないかな。
やはり男性のほうが上手いのは、空間認識能力に優れ、機械操作が好きだからかしら。

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