梅干し作り~ずぼらにふくろ漬けで、梅仕事

たんぽぽの綿毛

2012年07月01日 00:36



◆人間、段々とずぼらになる。
一度ふくろ漬けに手を染めたら、もう抜けられない。
手がかからないばかりか、梅果汁が出すぎないのでふっくら仕上がる。
しょっちゅう、まめに転がすから、カビも生えない。
だから焼酎での容器消毒もなし。





◆伝統継承には意味がある。やはり基本は大事だ。
しかし、現代風にアレンジして、誰もがやる気にならないと、優れた食文化も継承者がいなくては途絶えてしまう。
ずぼらふくろ漬け、おすすめしたい。

◆とは言え、はじめの15キロは漬物用桶につけた。
6/22   十郎梅(小田原特産)
①老木に、たわわに生った小粒の十郎。木で熟したから色と香りはこの上ない。家中梅の香りに包まれ酔いしれる。



②しっかり陽にあたり、木で真っ赤に色づく十郎。トリイさん曰く「単なる日焼けだよ!」と素気ないが、裏が緑で表が真っ赤、ガブリとかじりつきたい衝動にかられるほど。



①を14%で、②を13%で、とりあえず2桶に分けて重石をして伝統的製法にてつけ込む。



◆総会が終わった日の夕方、また10キロ箱でどっさり生梅が手に入る・・・
総会・理事会と、大仕事後の虚脱感、ありがたい話であるが
「さあ~、つけよ~!!!」という気力が今ひとつ沸かない。
こんなこと去年まではなかったのに・・・◯◯かも(^_^;)

◆こうなったら、ふくろ、ふくろ、ふくろ・・・・・・
洗いは丁寧に、そこそこに乾かし、丁寧にヘタを取りふきあげる。ここまでは一緒。
後は、薄手透明ビニール袋を3枚重ねで、塩・梅・塩・梅・・・と重ねて入れる。
丁寧かつダイナミックにやる。
モタモタしないでさっさとやるのがコツ。
6㌔入り☓2袋=12㌔
2つに分ける理由がある。
うちの中で一番涼しく光が淡い廊下に置き、朝晩上下の袋を入れ替える。
先ず、カビない。現代のずぼら製法。


関連記事