最終回 薬膳料理講座第7回

たんぽぽの綿毛

2012年12月10日 00:13



4月に開講した「薬膳料理講座」が最終回を迎えました。楽しみにしていたフィールドワーク自然薯掘りが、講師K氏の体調不良で急遽プログラムを変更し、薬膳茶を頂きながらのまとめ理論と先生への質問タイムといたしました。


虚弱な体質による多汗・疲労・無気力・めまいの改善が期待できる、補う働きと収斂させる働きを組み合わせた「黄耆大棗茶(おうぎたいそう茶=黄耆・なつめ・梅の燻製)」(右)
気血の流れを良くする二参茶(吉林人参・三七人参・蜜柑の皮)
(左)


30分水に浸してから、30分煎じで漉すして出来上がり。
二参茶は、材料の三七人参の成分で、これでもかというほどの苦さ。はちみつの準備を忘れ、事務局の失敗です(>_<)
「黄耆大棗茶(黄耆・なつめ・梅の燻製)」はまろやかでした。なつめは捨てずに口に入れるとほんのり甘くて美味しい。


薬膳茶を頂きながら本草薬膳学院の平尾先生を囲んで最後のまとめをしました。初回の理論が難しかったという参加者の声に応えて、用語説明から食薬の主な働きや性質、どこに効果があるかなど、わかりやすく説明が聞けて皆さん納得。


質問タイムは活発で、参加して頂いた方々から次回の企画を期待されての散会となりました。



関連記事