無農薬たんぼの稲刈り
抜けるような青空。秋晴れだ。今日は稲刈り、まず朝礼から始まる。
台風にも負けずにふんばった稲たち、頑張ったね。
たかはしインストラクターと
コンバインを引き受けてくださった専業農家の石井さんのご挨拶。
さあ、持ち場について、3枚のたんぼをコンバインで、
今年は近年になく豊作です。
無農薬での栽培に取り組んで10年、有機農業の大家を招いて学習したことも度々
区画整理でコンクリに変わった境界線を復元しようと
田の土を寄せて畔を復活
微生物が住みやすい環境づくりにビオトープを作ったり
冬期湛水の真似事に「春みずたんぼ」を取り入れたり
深水農法を試したり
それでもヒエは繁殖、コナギははびこり、
ホタルイ、オモダカ、クサネム・・・・
きりなく繁殖。
この地にあった農法は何か、いろいろ試して巡りあったのが
「早期除草」
田植え4日目から発芽する草の種を浮かせて流す方法だ。
サラリーマンが中心のたんぼの学校参加者に代わって、
在宅参加者とNPO事務局スタッフがたんぼに入ってかき回し、
水を張って流す。
おかげで今年はヒエもコナギも激減、見違えるよう。
当然稲は元気に育ち収量増。
無農薬で7俵近い収量があった。
黒米をバインダー(歩行式稲刈り機)で、
納豆用のわらは鎌で手刈りだ。
カジノヤさんパルシステム神奈川ゆめコープとのコラボの「わらっと納豆」用わらは脱穀して日に干す。
時にはコンバインが詰まって立ち往生。
うれし~い。
中級コースは穫れた半分を参加者で頭割りする。
1家族(個人)当たり60~70キロくらい配れるといいな。
マイたんぼの人は8割が取り分。年間通してまかなえる家族もいらっしゃる。
自分で作ったお米が家族の健康を支える。
喜びだ。
秋の陽はつるべ落とし
夕闇が迫り、少し残してコンバインがエンスト。
煙が出てきた。夜露の湿気で負荷がかかったようだ。
午後6時解散
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