農の学校、畑と果樹の入学式&オリエンテーション

たんぽぽの綿毛

2015年04月14日 00:24



14年目に入った「小田原農の学校」。毎年繰り返される入学式~修了式、「たんぼ」「はたけ」「ハーブ」「果樹」4つの学校は10コース程に分かれ、300人弱が登録、過去を振り返ると、延べ35000人程が交流体験をしたことになる。


4/12は「はたけの学校」と「果樹の学校」の参加者が集まって、入学式&オリエンテーション。会場に収容しきれず2回に分けて行っている。
ここが肝心で、お互いの本気度を確かめ合う場だ。権利・義務をはっきりさせて、約束しあう。当たり前のルールから、はたまた収穫物の分配まで、ここが肝心。
後半は各学校に分かれて更に詳しい説明会。
こちらは果樹の学校、


代表の長谷川さんは上辺だけの交流ならやらないほうがいい、とまで言い切る。この後はマッチングがあり、それぞれの組み合わせが決まったら三々五々圃場に向かう。

さて、はたけの学校だが、今年はキャンセルが相次ぎ10家族でのスタートだ。農の学校の一番の特徴は地域の耕作放棄地をお借りしての体験農場ということ。そして幼児が多いのも特徴。

まずはスタートにあたり記念撮影。後ろにうっすらと富士山が見える。


今年はインストラクターが交代、大谷賢司さんと晶子さん御夫妻が担当してくださる。自らも有機農業に取り組み、珍しい種類の養鶏、棚田での米作りや野菜つくり、「種」について極め、ご自身も体験交流の場やイベント・講座を開催し研究熱心な方だ。


スタートにあたり、「何事にも必ず意味がある。考えながら作業をして欲しい」と大谷さん。


レークで表面の草取りをして

畑の石が多いことから、まずはゲーム感覚で石拾いから始めた。子供はもちろんの事、大人も真剣に競争しながら石拾い。

最後にはかりで計って競う。


苗を植える準備だ。マルチ張りは基本、人によって張り方が違い、それぞれに工夫がある。ここは農家さんがこだわる場面だ。


糸を張り、その糸に沿って鍬で溝を切っていく。今回は135センチのマルチを張っていく。風が来ても飛ばされないようしっかりと固定し完成。
次の活動日には夏野菜の苗を植えていく。










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