2011年12月25日
加工食品試作あれこれ~ゆず、さつまいも編
耕作放棄寸前の山奥のゆず畑から収穫した「無農薬ゆず」
はたけの学校で栽培した「無農薬さつまいも」
どちらも姿形はてんでんばらばら、
きれいなものもあり、見栄えの良くないものもある。
ゆずは詰め放題300円で投売りもした。
さつまいもは、取引のあるレストランから、大きすぎて包丁を入れないと中身がわからないし、中には腐っているものあり、鬆(す)が入ったものもあり、しかも無骨。
故に断られました。
しかし、味はいいんですよ~
もったいな~い!
というわけで、加工品をつくることになりました。
何とか商品化し販売して、無駄をなくそう。
そこで、ブランドプロジェクトメンバーにNPO有志が加わわり試作に挑みました。
アイデアマン・実践派の石橋さん、援農・料理自慢の成田さん、
どちらもご夫婦で参加いただきました。
ゆず味噌、ゆず胡椒、ゆず大根、ゆず豆腐、ゆずピール、
ゆずとクリームチーズのパイ、ゆずきんとん
成田さんが、ゆずピール入りのお手製パネトーネ種パンを差し入れて下さり、ういちゃんはパイ作りで余った卵白でメレンゲ菓子を焼いてくれて、
更に豪華!
試食タイムは幸せ気分
さて、商品化となると難しい。
まず加工所をどうするか、次に安定的原料調達、販売ルート開拓、包装、デザイン、表示、PR、などなど・・・
よし!
ブランドプロジェクトで知恵を出しあい考えよう!
2011年12月25日
ブランドってなあに? 第2回ブランドプロジェクト
プロジェクトメンバーの江村さん(たんぼの学校参加者)に、
ブランドをテーマにしたミニ講演をお願いしました。
演題は「ブランドを作ろう」
1,ブランドって、何?
2,ブランドを作ろう
3,ブランドを守ろう
小田原には地域資源がいっぱい。農産物もその一つ。
地域の農業を応援し、活性化しようというNPOのめざすところを実現させるために、こだわりの生産物をきちんと消費者に届けること、良い物を適正な価格で販売すること。
小さな顔の見える範囲でのマーケットで、生産と消費をつなげる。
生産された物を無駄なく届ける、そのために加工品を作る。
消費者も参加して、作る側の立場を経験し理解する。
身をもって価値を知り新たな価値を生み出す。
これが、ブランドを作る私たちの目的です。
地域農業での経済や経営とは何か、難しい言葉で語れなくても
「農の学校」に集まる普通の人々が集まって考える。
ワクワク感を共有する。
NPOで、みんなで商品作りをします!
農家と一緒に価値ある物作りをします!
そのために・・・
価値を伝えるブランドを作ろう!
プロジェクトにはそんな気持ちが込められています。
メンバーは、農家、都会暮らしの農の学校参加者、食やマーケティングに関心ある地元高校生、生協役員、NPO職員など9名。
その中のひとり、江村さんは、大手企業で特許申請部署でお仕事されており、今回プロジェクトメンバーに加わって頂いた。
ご家族でたんぼに通って5年。家庭と仕事を両立されている1男1女のお母さん。
ワークライフバランスの達人!(と私は思ってます)