2012年02月14日
飯舘村「味噌の里親」プロジェクト「味噌づくり講習会」
ここは、共生食品キッチンスタジオ。橋本駅からバスで15分。
飯舘村「味噌の里親プロジェクト」が主催する味噌作りが開催された。
地元の人半分、都内や遠方から参加された方も。
主催するのは「味噌の里親プロジェクト」代表の増田さん、事務局長の山元さん等。
福島県出身の佐藤さんが、現状を訴えた。
飯舘村で伝統的に受け継がれてきた正真正銘地産地消の「さすの味噌」の存続が危ぶまれている。
土蔵の中のくるみの桶で3重に遮断され、奇跡的に放射能汚染から免れた味噌を種味噌に味噌を作り、つなげていこうという試みだ。大震災直後の物資の支援から、いまは食文化の伝統を守るなど新しい形の支援の輪が広がっている。
ただの味噌作り講習会とはまるで違う。種味噌から増やして、生きた酵母の遺伝子を日本で一番美しいと言われた飯舘村に返して行く継続的な支援だと㈱ヤマキの角掛さん。説得力ある語り口に引き込まれる。
味噌にまつわる興味深い話を沢山して下さった。味噌作り二十数年の私も、う~ん知らなかったこと沢山。ためになった~。
始まる前に全員で円陣を組み、復興を祈った。
支援の意義を胸にさあ、始めよう!!
4テーブルに分かれての味噌作り。
何といっても希少価値ある国産特別栽培米の「玄米糀」無農薬の大豆「たちながは」での味噌作り。
共生食品フードコーディネーター・食育スペシャリストの三澤明子さんが、至れり尽くせりの下ごしらえをして下さり、後は混ぜてこねるだけ(塩糀も副産物でお目にかかれた)。
真心込めてこねました。
歌が飛び出すグループありで、賑やかで何とも楽しい味噌作り。
参加者にも1組で2キロの味噌のお持ち帰り。後は寄付をする。
大事に大事に・・・めんどうみましょう。つなげましょう。
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「生協パルシステム梅もぎ&梅干袋漬け体験」6/25
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次期までに、おたがいに味噌を大事に育て上げましょうね。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
事務局長 山元隆生
一人ひとり元気づけ、勇気付けるこういう取り組みが広がっていくと、置き去りにされた心の復興がすすむのだと、このプロジェクトに共感しました。
先日、お味噌のセット届きました。箱を開けてビックリ!
なんと大豆が煮てあるではありませんか!親切な味噌作りセットですね。
手がかからないこと、もっとアピールしたら支援される方、増えるのでは。パルの大豆も煮たので、明日一緒に仕込みます。別の瓶でね。